中国 日本製品ボイコット

中国で日本製品ボイコットの動きが広がっているようです。


経済団体の中国企業連合会や中国企業家協会などは
　日本の沖縄県・尖閣諸島国有化が「中国人民の感情を傷つけた」と訴えているようです。


これを受けて湖北省の広告会社は日系企業が関係する屋外広告を撤去、すべての広告に「釣魚島（尖閣諸島）は中国のもの」との一文を付け加えさせたとのこと。

　ネット販売の淘宝（タオバオ）は一部の日本製品サイトを閉鎖。

　家電量販店では日本ブランド商品の展示を一部中止。

　学習塾大手など経営者は個人名で日本非難や不買運動の声明を出し始めているようです。


中国の消費者による不買行動はが今後、顕在化する恐れがあるかもしれません。

すでに、日本ブランド車の新車販売は８月にマイナスに転じています。


また航空業界でも日本への路線就航を延期する動きがでています。
　
　中国の吉祥航空は国際線進出の第１便となる予定だった上海から沖縄県那覇への２０日　の路線就航を延期しました。同日から週４便を運航する予定でした。
　
　春秋航空も２３日から運航予定だった上海－鳥取間のチャーター便全１０便をキャンセ　ルしました。
　
　中国東方航空も１０月１８日からの上海－仙台線の週４便運航を当面延期する見通し。　各航空会社とも、搭乗を予定した中国人団体客のキャンセルが相次いだとしています。



中国市場の拡大を見込んだ日本企業の先行投資。

しかし、デモ隊の襲撃に加え不買運動が広がれば、対中貿易は今後急速に落ち込む可能性　があります。

日本企業の脱中国も加速するとの見方もあるようですが、巨大市場の中国の魅力は捨てが　たいものがあることでしょう。
　さあどうする、日本。

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